開発の目的
原子力発電所管理区域建家内フロアーには床ドレン排水用のファンネルがあります。
ドレンファンネルは、各ファンネル毎に水でUシールされ、共通配管にて環境施設に排水処理されます。
このUシールは各ファンネル間の空気の流通を遮断し、汚染の拡販防止の働きをします。
Uシール機能を維持するには、自然蒸発するシール水を適宜補給しなくてはなりません。
そこで当社は水のUシール水をしなくても、常時のファンネル間の空気の流通を遮断し、なおかつ排水機能を発揮する排水トラップを開発しました。
特徴
1. 気密機能
各ファンネル間の空気の流通を完全に遮断し、汚染の拡散防止をします。
2. 排水性能
床に発生したドレンは確実に排水し、環境施設で処理されます。
空気の逆流をなくし、排水は流すという相反する機能を特殊フロートボール※を利用することにより
実現しました。
特殊フロートボールは常に一定の位置に着座する様、銃身位置を下げる様な工夫がなされております。
また着座部分の真球度を特に良くしていて、ゴム製シートとの組合せによって安定した着座と優れたシール性を発揮します。
構成
主要部
■ ハウジング部
■ シート部
■ 特殊フロートボール部
ハウジング部・特殊フロートボールは
耐食性に優れたステンレス銅を使用して
います。
常時の場合
特殊フロートボールがシート部に密着し、弁機能で空気を遮断しており、空圧の微変動に対しても特殊フロートボールは浮き上がらず、下からの汚染空気の侵入を防ぎます。
水が流入してきた場合
ファンネルに水が流入してくると、ハウジング横窓から内部に流れ込み特殊フロートボールが浮上し、共通配管へと排水されます。
排水が終われば、特殊フロートボールがシート面に着座し空気の流通を防ぎます。